
故、宇治山哲平先生は当校で教鞭を執られ、学長を勤められた後退官、その後も多くの学生を指導され1998年に他界されました。 厳しい画業への姿勢と温かいお人柄は多くの今も多くの学生から慕われ、影響を残しております。 所謂「芸短」の顔ともいえる宇治山哲平先生の生誕100年記念展が大分県立芸術会館にて9月26日まで開催されています。 この機会に久しぶりに宇治山先生の堅牢なフォルムと耽美的なマティエールの世界を堪能しに出かけませんか? 期 間:2010 8月24〜9月26 ところ:大分県立芸術会館 開館時間:9:00〜17:00( 入館は16:30まで) 観 覧 料:一般 600(400)円/ 高大生 400(200)円/ 小中生 無 料 ===生誕100年記念 宇治山哲平/糸園和三郎 賛歌カタログより=== 宇治山哲平(1910〜1986)は、大分県日田市に生まれ、独学での木版画制作を経たのち油彩画に転向しました。戦後には幾何学形態による色面構成を展開し、やがて鮮麗で日本的情趣あふれる抽象世界を確立した作家です。また、同じく本県中津市出身の糸園和三郎(1911〜2001)は、戦前、シュールレアリスムの有望新人として頭角を現し、戦後には抑圧された人間像を静寂感漂う画面に情感豊かに描き続け、斯界で確固たる地位を築きました。半世紀以上にわたる両者の画業は、いくつかの様式変遷があり、その時代ごとの魅力を放ちながら、郷土、大分の美術界にも大きな影響を与えてきました。 宇治山、糸園の生誕100年を記念する本展では、両者が独自の表現スタイルを築き上げた昭和20〜30年代の作品群を中心に、彼らが模索した造形と心象世界の変遷を代表的作品約60点によりご紹介します。あわせて、両者と地域や美術団体を通じて交流の深かった大分県在住作家たちの同時代作品約20点も展観し、宇治山、糸園が方途を探求した時代に通底する造形感覚や社会へのまなざしを改めて振り返ります。 
宇治山哲平/糸園和三郎 賛歌カタログ(pdf) |